Mac High Sierraにrootを入れる
ここでいうrootはcernの開発してる解析ライブラリをさします。
最近SierraからHigh SierraにOSをアップグレードしたら今まで動いていたrootが(案の定)動かなくなってしまった。
多分pathとかの設定がいろいろ変わっちゃってるんだと思うんだけど、error message見てもよくわからなかったので、最初からインストールし直すことにした。
rootを入れる方法は大きく分けて3つあって
①自分でsouce持ってくる
②バイナリ形式
③git
の3つ。
今回はgitで。
インストールする前に以下のlink見ながらOSごとに必要なものを先にインストールしておく。
自分の場合はmax OS X
https://root.cern.ch/build-prerequisites
1.xcodeとか
https://root.cern.ch/build-prerequisites
xcode -select —install
でなぜかフリーズしてしまったので以下のlinkから手動で探す。
command line toolsで検索して自分のmacに入れる。
https://developer.apple.com/download/more/
2.Xquartz
次に以下のlinkからxquartzを入れる。こっちはすんなりいった。
3.その他
$brew install gcc
$brew install cmake
でいろいろ入れる。
ここで入れ忘れたのがあると後でmakeしたときにこける。
自分はcmakeは入れずに進んじゃって後から怒られた。
次にcern公式ページからrootをダウンロードする。
最新版よりいくつか古い奴を適当に選んで入れる。
https://root.cern.ch/content/release-61204
ターミナルで
$git clone http://github.com/root-project/root.git
と打つ。
$cd root
で移動した後
$git checkout -b v6-12-04 v6-12-04
$./configure
$make
と順番に打つ。ちょっと時間がかかるので気長に待つ。
これでインストールは完了。最後にpathを通す。
~/.bashrcに
export ROOTSYS=/Users/usrname/root
source $ROOTSYS/bin/thisroot.sh
と加える。usrnameのとこは自分のuser name
今回はhome directory 以下のrootに入れたのでそこにpathを通している。
ターミナルを開いたときに毎回thisroot.shをsourceするようにする。
これでターミナルを開きなおしてrootって打ったときにrootが起動すれば成功。
ロゴが毎回でるのはうざいので
alias root='root -l'
とかも加えとくと良い。